これからFP3級の勉強を始めたいんだけど
どんなテキストを選べばいいか種類が多くて…
自分の勉強スタイルに合わせて
参考書を選ぶのがおすすめ!
これからファイナンシャルプランナー3級(以下FP)試験合格に向けて勉強するけど、
どんな参考書を購入して勉強したらいいか迷いますよね。
FP3級は資格の勉強として取組みやすく、
情報量が多く、参考書の種類も多いので、自分に合った参考書を選ぶことがなかなか難しいです。
そんな悩みを抱えている方は多いと思います。
私もFP3級試験に向けて勉強を開始する時に
どんな参考書を選んだらいいのか?本屋さんで長居してしまいました。
本選びも大事ですが、選んでいる時間が長くなりすぎて勉強時間が減ってしまったら本末転倒です。
そこで、今回はそんなあなたにFP3級の参考書の選び方をお伝えします。
これから、FP3級を受験し、参考書をこらから購入する方は必須な内容となっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。
この記事はこんな方におすすめです。
- FP3級試験にチャレンジするけどテキストの選び方がわからない。
- FP3級試験のおすすめの参考書が知りたい。
- 自分に合ったテキストを選びたい。
FP3級の参考書の種類と選び方
参考書は4種類ある テキスト・問題集・模擬試験問題集・過去問
FP3級の学習を進めていくにあたって、4種類の参考書をそろえる必要があります。
ファイナンシャルプランナーの4種類の参考書
- インプット用のテキスト
- アウトプット用の問題集(過去問題集)
- テスト形式の模擬試験問題集
- 過去問
参考書の種類を大きくわけると
①インプット用のテキスト
②アウトプット用の問題集
③テスト形式の模擬試験問題集
④過去問
の4つに分かれています。
種類①:インプット用のテキスト~FP3級試験の内容がつまっている!~
まず、最初に必要になるのが、①のインプット用のテキストです。
インプット用のテキストの役割は、FP3級の試験に出題される内容が書いてあるので、
試験範囲の内容を理解するところにあります。
勉強を進めていく上で、一番読み込みが必要になる参考書になります。
FP3級試験を受験するにあたって勉強開始から受験直前まで使用することになるので、自分との相性がとても重要です。
最近ではフルカラーで図表が多く挿入された理解しやすいテキストが多く出版されているので、独学での勉強がしやすくなってきています。
さらには他の参考書との差別化をはかるために講義動画を見れるサービスを導入しているテキストもあります。
自分で使いやすいものを選びましょう!
インプット用テキストのポイント
- 試験範囲の内容がわかる!
- 勉強開始から受験直前まで使用する!
- 自分で使いやすいものを選ぶ!
種類②:アウトプット用の問題集(過去問題集)
次に、FP3級の試験で①のインプット用のテキストで学習した内容がどのように出題されるか慣れていくために②のアウトプット用の問題集が必要です。
アウトプット用の問題集の役割は、①のインプット用のテキストで学習した内容を②のアウトプット用の問題集を何度も解くことによってFP3級試験の内容を頭にたたき込んでいくところにあります。
人は間違えた内容の方が記憶に残りやすいので、問題を解いて、間違えたところに付箋などを貼っておき、
付箋の貼ってある問題を重点的に復習することをおすすめします。
②のアウトプット用の問題集は、なるべく早い段階から使うようにしましょう。
具体的には①のインプット用にテキストで1つの単元が終わったら、②のアウトプット用の問題集を解くといった感じです。
アウトプット用の問題集のポイント
- ①のインプット用のテキストで勉強した単元の問題をアウトプット用の問題集ですぐに解いてみる!
- 間違えた問題を重点的に復習をする!
種類③:テスト形式の模擬試験問題集
ある程度①と②の参考書でひと通りFP3級の内容が学習できたら、
③のテスト形式の模擬試験問題集を使っていきましょう。
③の模擬試験問題集とは、実際のFP3級の試験と同じような分量や同じような難易度で作られた問題です。
模擬試験問題集の役割は、現在の実力を知ることや、時間配分、問題を解く順番などがトレーニングできるところです。
使うタイミングとしては①のインプット用のテキストと②のアウトプット用の問題集を1周終えた段階くらいがベストでしょう。
可能な限り早いタイミングで使うことをおすすめします。
試験直前に模擬試験をやったりすると、
例えば点数が、全然取れなかった場合に、やる気をなくしてしまう可能性があるからです。
早いタイミングで行えば、まだ試験日まで時間があるので、やる気が極端になくなることを避けることができます。
テスト形式の模擬試験問題集のポイント
- 現在の実力がわかる。
- 時間配分や問題を解く順番などをトレーニングできる。
- ①のインプット用のテキストと②のアウトプット用の問題集を1周終えた段階で使い始める。
種類④:過去問
最後に過去問です。
資格試験や検定試験において重要な過去問です。
過去問の役割は、1つは、試験勉強を始める前にFP3級の試験で実際にどんな問題が出題されているか確認できることです。
最終的にどんな問題が解けるようになればいいか確認してからスタートを切ることが出来ます。
次に、③の模擬試験問題集のように、現在の実力を知ることが出来たり、時間配分、問題を解く順番などがトレーニングできるところです。
③の模擬試験問題集との違いは、③の模擬試験問題集は、FP3級の過去問を参考に予備校の講師などが作成しているので、若干実際の過去問とは違います。
④の過去問は、実際に出題された問題なので、より正確に、どんな問題が出題されたか確認することができます。
使うタイミングとしては、はじめは試験勉強を始める前に軽く過去問を読んでみる。
次に①のインプット用のテキストと②のアウトプット用の問題集を1周終えたあたりで一度過去問にトライしてみましょう!
過去問のポイント
- 最終的にどんな問題が解ければよいのか確認できる。
- 現在の実力がわかる。
- 時間配分や問題を解く順番などをトレーニングできる。
- ①のインプット用のテキストと②のアウトプット用の問題集を1周終えた段階で使い始める。
各参考書の使用タイミングとスケジュール
過去問でどんな問題が出るか確認!
まだFP3級の内容が頭に入っていない段階なのでざっくりどんな問題が出るか把握する程度で良い!
単元ごとにインプット用のテキストを読んでアウトプット用の問題集を解く!
単元ごとにインプット用のテキストを読んでアウトプット用の問題集を解く!
問題集で間違えた問題は付箋を貼っておき、できれば毎日見直す。解きなおしも行う!
STEP2でテキストと問題集を1周したら、STEP2を繰り返しつつ、
過去問や模擬試験問題集に取り掛かる!
FP3級の試験範囲を1周回し終えたら、過去問や模擬試験問題集にも取り掛かる。
過去問や模擬試験問題集は、週に1回から2回程度やるのがおすすめ。
サラリーマンで平日忙しい方は、土日休みに時間を計って過去問や模擬試験問題集にトライしてみましょう!
インプット用のテキストを中心に知識の抜けがないか確認する。
試験日ギリギリまで、今まで使ってきた参考書を復習して試験に臨みましょう!
合格はすぐそこです!良い結果を祈っています!
おすすめの参考書の選び方
身も蓋もない話ですが、
基本的にはどの参考書を選んでも、
しっかり購入した参考書をマスターすれば、FP3級の試験に合格できます!
間違いないです。
不合格になってしまう方は、
1つの種類のテキストで2冊以上購入してしまってマスターし切れずに試験日を迎えてしまい、
あいまいな知識のままで問題を解いてしまい得点が思うように伸びないパターンが多いです。
参考書の選び方としては、
①インプット用のテキスト、②アウトプット用の問題集、③テスト形式の模擬試験問題集の3種類の参考書を同じシリーズでそろえて、それ以上は何も購入しないというのが鉄則です。
予備校や通信講座を利用している方は、
基本的には、①のインプット用のテキストや②のアウトプット用の問題集を購入する必要はありません。
予備校や通信講座の指示にしたがって追加で参考書の購入の必要がある時だけ購入してください。
参考書選びのポイント
- ①インプット用のテキスト、②アウトプット用の問題集、③テスト形式の模擬試験問題集の3種類の参考書を同じシリーズでそろえて、それ以上は何も購入しないというのが鉄則
- 予備校や通信講座を利用している方は基本的には、①のインプット用のテキストや②のアウトプット用の問題集を購入する必要はない
コスパ最強のテキストと問題集一体型参考書
今回紹介するのが、テキストと問題集が一体型になっている参考書です。
テキストと問題集一体型参考書のメリット・デメリットについて解説します。
テキスト・問題集一体型参考書のメリット
テキスト・問題集一体型参考書のメリットは、
テキストと問題集が1冊にまとまっているので、参考書を2冊買わなくて済むので、本1冊分節約になります。
加えて、参考書のボリュームも約2分の1になるので、参考書を1周するまでの時間も2分の1に短縮できて、
FP3級試験の全体の内容をつかむのも時間短縮できます。
内容が絞られていることもあり、試験に出題される内容に集中して参考書が作成されています。
テキスト・問題集一体型参考書のメリット
- テキストと問題集で2冊買わないで1冊だけ買えばいいので参考書代が約2分の1で済む。
- 参考書のボリュームが約2分の1なので、1周するまでの時間が大幅に短縮できる。
- ボリュームが絞られている分要点がまとまっている。
テキスト・問題集一体型参考書のデメリット
テキスト・問題集一体型参考書のデメリットは、
参考書のボリュームが2分の1になっているので、情報量が少なくなってしまうことです。
コンパクトにまとまっている分、図や表がすくなくなっており、まとまってはいるが、
理解しずらい可能性があるので注意しましょう。
掲載されている問題数も、問題集単体のものの2分の1もしくはそれ以下になっている可能性があるので、
過去問や模擬試験問題集で問題数を補う必要も出てくる。
テキスト・問題集一体型参考書のデメリット
- 参考書のボリュームが少ないので、インプット面やアウトプット面でやや不安になる。
- まとまっている分、図や表が少なくなっているので、理解しずらい可能性がある。
- 問題数も少ないので演習不足になる可能性もある。
テキスト・問題集一体型参考書がおすすめの方
テキスト・問題集一体型参考書がおすすめの方は、
FP3級の試験に対して、あまり時間を割くことができない方や
試験内容全体を早く1周したい方におすすめです。
テキスト・問題集一体型参考書がおすすめの方
- FP3級の試験に対してあまり多くの時間がとれない方
- 試験内容全体を早く1周したい方
スッキリわかる FP技能士3級 テキスト+問題集 2024-2025年
著者 | 白鳥 光良 (著) |
出版社 | TAC出版 |
発売日 | 2024/5/19 |
ページ数 | 444ページ |
2024年度の試験対策に最適なテキスト+問題集です!
「試験に出る内容だけ」を厳選し、実技試験まで完璧にカバー。
熱血クマ教師Shuzoの熱いレクチャーとわかりやすいポイント整理で、最短合格を目指せます。
「絶対読め!30秒レクチャー」で基本を楽しく理解。
「ナナメ読み!学習のポイント」で重要な領域をスッキリ把握。
インプットの後は過去問で即アウトプット!
頻出の計算問題を徹底攻略する「実技試験・完全対策」で安心。
法改正ポイントをフルカラーで解説し、合格のカギを掴む。
試験の裏技や論点を動画で明快に解説。
また、忙しい方にも対応。試験前日からの学習も可能な「ふぁいなんしゃる・ぷらんにんぐ技能検定 秘伝の書」も収録しています。
スゴい!だけじゃない!!FP3級 テキスト&問題集 2024-25年版
著者 | マイナビ出版FP試験対策プロジェクト (著) |
出版社 | マイナビ出版 |
発売日 | 2024/5/27 |
ページ数 | 540ページ |
「マンガ1コマFPナビ」で始まるイメージ学習:全レッスンがフルカラーで、やさしいマンガで学習をスタート。時には「4コマFP劇場」で学びながら楽しめます。
「楽しいイラストと図表」で読み進む:FP試験の専門用語や規定をわかりやすく解説。イラストや図表が学習のリズムをサポートします。
「特別講義」で理解を深める:難しい部分には特別講義があり、学習の壁を乗り越えるための工夫が多数用意されています。
2024年6月より全面実施の「CBT試験」対策:CBT試験に完全対応し、序章から詳細な受験準備をサポート。頻出過去問を活用した模試型体験版も提供します。
全問アプリ付きの厳選過去問題集:直近15回の出題傾向を分析し、学科試験と実技試験の問題を集約。全問題にはWEBアプリが付いており、反復学習が可能です。
有名講師との動画コラボ「重要論点講義」:FP業界のベテラン講師とのコラボで、本試験で出題される可能性の高い重要論点を詳細に解説します。
このように、わかりやすいイラストや工夫された学習方法が充実し、CBT試験に対応した完全な学習サポートが提供されています。
FP教科書 いつもバタ子さんのFP3級 テキスト&過去問題集 2024-2025年版
著者 | 青山 雅恵 (著), 溝江 淳子 (著), NPO法人Wco.FPの会 (監修) |
出版社 | 翔泳社 |
発売日 | 2024/5/28 |
ページ数 | 480ページ |
1レッスン2ページで見開き完結型:スキマ時間や集中特訓に最適で、自分のペースで学習が進められます。
マイ・スケジュール表付きで自由な学習計画:日々の学習時間を調整しやすく、効率的な学習が可能です。
テキストと過去問題が一緒に学習できる:1冊で合格レベルまで準備ができる構成で、効果的な復習ができます。
バタ子さんと先生が伴走してくれる:範囲の広いFP試験でも、学習意欲を持続させるサポートがあります。
Webアプリでも問題に挑戦可能:書籍と同様の問題がオンラインでも利用でき、さらなる学習効果を狙えます。
ボーナス過去問題も付属:追加の過去問題でさらに学習の幅を広げることができます(2024年6月末提供開始)。
フルカラーで読みやすい:見やすいデザインで最後まで楽しく学べます。
金財とFP協会の学科・実技に対応:幅広い試験内容に対応し、全体的な準備が可能です。
このように、時間の確保が難しいと感じる人にも最適な構成で、効率的かつ楽しくFP試験の勉強が進められる仕組みが整っています。
1週間でFP3級に合格できるテキスト&問題集 2024-2025年版 (1週間シリーズ)
著者 | 堀川 洋 (著) |
出版社 | インプレス |
発売日 | 2024/5/22 |
ページ数 | 456ページ |
この本は、先生と生徒が対話する形式で学ぶFP3級対策書です。単調な暗記ではなく、理解を深めながら楽しく学べる設計です。図解が豊富で、赤シート暗記法を使って効率的に学習できます。さらに、音声解説も提供されており、「ながら学習」が可能です。読者特典として、電子版全文やWebアプリの単語帳・問題集もあり、通勤や通学時間を有効活用でき
まとめ
市販されているFP3級のテキスト・問題集一体型参考書を全て紹介しました。
テキストごとに特徴があるので、実際に書店にいったり、レビューを見たりして選択してみるのもいいかもしれません。
ぜひ自分に合った参考書・テキストを選んで、FP3級の合格を手にしてください。
応援しております。
■インプット用の参考書をお探しの方は以下の記事を参考にしてください。
■問題集をお探しの方は以下の記事を参考にしてください。
■模擬試験問題集をお探しの方は以下の記事を参考にしてください。
ます。